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いよいよ今年も熱中症の症状が起こりやすい季節になりました。特に熱中症はお年寄りに多いと言われていましたが一昨年は子供たちが運動会の練習中などに熱中症で亡くなっていることが多かったことです。このことから国を挙げての啓発活動が功を奏して、昨年は子供たちの熱中症による重症化率・死亡率はかなり減少しました。それでも日中屋外での作業中に若い人の熱中症による死亡者は増え続けています。そのほかテレビでも報道されていますが、高齢者の熱中症による死亡者数だけは年々高くなっています。そこから見えてくるのは、超高齢社会の介護、孤立、貧困など、今の日本社会の現実そのものですが、私は住まいの在り方にも大きな原因があると思います。基本的に高齢者の熱中症と、スポーツや屋外の肉体労働などでかかる熱中症とは別物だと考える必要がます。よく熱中症にかかりやすい原因には水分補給にあると言われていますが、いまはエアコンなどで住まい環境が随分と改善されていますから、過ごしやすいがために普段から水分の補給が少なすぎるのではないかと思います。自治体も防災無線で日中の屋外労働者達には気を付けて水分や休憩を取るようにすすめています。おかげで体力のある人は、軽症で済むケースが多いようです。しかし、高齢者の熱中症はこれとは異なります。水分が不足すると、血液の流れにもかなり影響しますから、持病が悪化、さまざまな要素が重なって危険にさらされますから、部屋の中で喉が渇かなくとも適量の水分を補給しておくことが大切です。でないと、日中外出した折に突然熱中症に見舞われることになります。昔と違っていまの住宅はエアコンのおかげで快適な暮らしが得られていますが、その反面、抵抗力がその分無くなっていますから、家の造り方、暮らしたにも家族の健康を守るためには、自然の暑さ寒さを凌ぎながら暮らせる家造り。その為にもある程度の工夫が消え造りにも必要になってきています。