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地震に備えて木造住宅にも簡易的ではありますが、耐震性能を算出する方法が定められています。簡単に言うと各階の床面積に対して、間口方向と奥行き方向に必要な耐力壁の長さが決められています。ここでは計算方法などについては省略をしますが、1,2階ともに床面積が50uの総2階建ての住宅の場合、屋根材の重さにも関係しますが金属板葺きなどの軽い屋根の場合、耐力壁は1階でそれぞれの方向に14.5mずつ、2階で7.5mずつ必要になります。実際の耐力壁の長さが1階で14.5mであれば、規定は満たしますが余裕がなく、21.75mあれば1.5倍の安全度があるということになります。安全度が高ければその分耐震性能が高いことになります。住宅も減価償却品で経年変化によって劣化していきます。その意味でも長く持たせたいなら余裕があるに越したことはありません。ただし、注意して頂きたいのは耐力壁の配置バランスです。1,2階の各方向で安全度を出して配置しても、一番数値が低いところがその建物全体の安全度となりますから、いくら3方向の安全度が高くても、1方向が弱ければ元も子もなく家が倒壊するまでもなく若干傾いてドアなどの建具が開け難くなる場合も生じますから、安全度1.5倍以上でバランスよく配置することが地震に強い家ということになりますから、基準のクリアだけでなく自分の目で確認しておくことが大切です。