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熱は暖かいほうから冷たいほうへ移動します。特に冬は窓ガラスの前に立つと寒く感じます。熱の移動は伝導・対流・放射という3つの伝わり方で熱が移動していきますが、窓はこの3つが三拍子そろって熱を逃がしています。住まいで一番熱が出入りしているのが窓ガラスです。ガラスは部屋の暖かい熱を外気の冷気部分へ伝えやすいので熱伝導によって部屋の熱を多く逃がしてしまいます。またガラス面で冷やされた空気が熱対流(コールドドラフト)となって暖かい熱を逃がし室内側に冷気が侵入してきます。対流は気体や液体のような流体が熱せられると、膨張し軽くなって上へ移動し冷やされた部分が下降し熱が入れ換わるように移動、空気や水などの媒体は温度差によって軽くなったり重くなったり膨張した圧力など影響を受けて移動します。あと一つが放射熱ですが、太陽光が電磁波であることやそもそも熱は電磁波によって移動しているのだと以前お話したこともありますが、私たちは携帯電話をはじめ電化製品から出ている電磁波の中で生活していると思っても過言ではありません。その電磁波の中でも赤外線は熱を伝える電磁波として知られており高い熱エネルギーを保有して移動してきます。ちょっと難しくなりますが赤外線は空気やガスなどを介さず電磁波となって簡単に移動しており、到達点で分子を振動させて摩擦熱を発生させます。遠赤外線の加熱ストーブがこの過熱方式に当たります。ですからガラス面からは大量の電磁波が出入りしてしまうので電磁波の移動を遮断する何らかの対策が必要なのです。室内空間を快適に保つためには、夏冬関係なく窓ガラスの内側部分を断熱、気密、遮熱性が図れる素材で塞ぐことが出来れば。冷暖房費を大幅に削減できます。ちなみに目には見えませんが、太陽熱は電磁波となって宇宙空間を通して伝わってきていますから熱の移動を推して知るべしでこれが省エネ住宅の大きなポイントとなります。