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暖かい家が欲しくて高気密・高断熱住宅を選んだとしたら、誰しもが気になるのが断熱性能と気密性能です。いくら断熱材を厚くしても気密性が取れていなければ布団から足を出して寝ているのと同じことです。するとせっかく高気密・高断熱に払ったお金が無駄になってしまいます。すなわち暖かい家が欲しければ、UA値とC値、断熱性能と気密性能が共に整っていなければダメです。実は国はこの気密性能(C値)に関しては義務化とだけにしていて断熱性能のように基準を設けていません。だからこの気密性能があいまいな省エネ住宅が多いのです。国がすすめる断熱工事は断熱材をより厚くですが、気密性能に関しては住宅会社を含め大工さんの施工技術まかせのところが多いので心配です。そういった意味でもC値は非常に大事になってきます。高気密・高断熱住宅の場合は気密性能を確認するため必ず気密測定検査が実施されます。しかも検査時期は建築の中間時点、断熱気密工事が完了した時点で測定検査をするのがその家の気密性能の正しい数値となります。家の気密性能は目に見えない場所での隙間を無くすために行うのが本来の目的ですから、仕上げた後での気密測定検査は居室内側の気密性能検査となってしまい、その家の気密性能としては意味のない検査結果を提出されたということになります。家が完成してからの測定検査では当然数値も良くなります。ですから気密性能検査の結果報告書を受け取るには、工事中の断熱気密工事が完了した時点のものを提出してもらうことが大切です。そうすれば間違いのない高気密・高断熱住宅として暮らすことができます。せっかく断熱材を厚くしたのに家の中が暖かくない場合は、その家には隙間が多いということになります。C値は気密の程度を表す指標であり、値が低いほど気密性が保たれて隙間が少ないということになります。またよくあることですが検査後に設備配管などで壁に穴をあける場合はよくよく注意してもらわないと、検査結果よりC値は悪くなってしまいます。気密性能は大切です。名ばかりの高気密・高断熱住宅に翻ろうされないように注意しましょう。